とんでもないグループを好きになってしまった2
長々と約8000字以上も書いてしまった前回のブログ.....
の、続き。
7. 太鼓 (腹筋太鼓)
8. DANCE 「Make It Hot」
9. 滝沢一座 「時の架け橋」
10. 滝沢歌舞伎 「五右衛門ZERO」
11. 滝沢歌舞伎 「桜の舞」
12. 滝沢歌舞伎 「総踊り」
これは一幕の後編になるわけなんですが、これを書くにあたり前回のものもかなり加筆修正しました
流れが分かりずらいとかあれば前のものから読み返して頂けると.......(ただし死ぬほど長い)
前回同様どこかで公開する可能性もあるので一応人に読まれることも意識して今から書くけど、基本自分のための自己満ブログなので...ハ?みたいなところあっても悪しからず...
アッ ここで朗報なんですけどね??
なんと!!!!!!
滝沢歌舞伎全く知らんって人にぴったりの動画がYouTubeに上がったんですよ!!(ジャパネット風)
↓↓
Snow Man「滝沢歌舞伎ZERO」発売記念!ベストシーンはどこ?
メンバーが滝沢歌舞伎のおすすめシーンを語ってる楽しい楽しい動画なのでぜひ!!
私のこんなブログ読むよりよっぽど手軽に楽しく滝沢歌舞伎の雰囲気が掴めると思います〜〜〜
それでは。
今回はあまり長くなり過ぎませんように!!(フラグ)
7. 太鼓
こちら、滝沢歌舞伎名物の「 腹筋太鼓 」です
上半身裸の男たちが汗を流し歯を食いしばりながらひたすらに太鼓を叩く様を見せられるという時間
最初見たとき、
........は????
ってなった (ならんかった?)
最初っていうのは今回の歌舞伎ではなく、人生で最初に腹筋太鼓という存在に出会ったときの話ね
いやぁ...トンチキの極みやないかと思ったね
だってさ、そんな事ある??
腹筋にひたすら負荷を与え続けながら太鼓叩くって何だよ、、、何を訴えてるんだよ、、、?!!
でもよく考えてジャニーズの舞台で見せられるもの全ての意味を問い始めたらキリないよね
あんまそれ自体の深い意味とかないのよ、たぶん
でもそこに挑む姿勢とか極限まで自分たちを追い込んで何かに立ち向かう精神力とか、そこから生まれるものがきっと大事で
その過程で彼らが得たものが物凄くたくさんあって、それを見せられてる我々も何か大きなものを乗り越えて確実に"強く"なった彼らの姿に感動する
(入ってくる情報のインパクトが凄すぎて最初困惑したけど)すごく心揺さぶられるパフォーマンスであることに間違いはなくて。
うーーん、上手く言えないけど
「 限界に挑む 」って言葉だけじゃまだちょっと抽象的な感じするけど、それをとてもシンプルに、分かりやすく具現化したその究極体が腹筋太鼓なんじゃないかな、タッキー的に。うん。
まあ、これに関してはまじで百聞は一見にしかず!
一回見ろ!
まずさっきリンク貼った動画で!!!!
8. DANCE 「 Make It Hot 」
Snow Manが9人体制になって初めてのオリジナル曲
舘様デザインのお衣装で
ここで満を持して披露されます
.......................
えっ、さっきまで腹筋しながら太鼓叩いてたじゃん
もう踊るの?こんな踊るの?
.......バケモン??
............Snow Man体力バケモン???
そんな呆気に取られる私を嘲笑うかのように嘘みたいにキレキレなダンスを見せるすのーまんさん、、
とんでもねぇ男たちや。。。。。
この曲の振り付けはA.B.C-Zの五関晃一くんが担当してくれているのだけれども、
(ていうか今回の滝沢歌舞伎で披露された曲は五関くんが全て携わってくれている)
一時の休む暇もなく、とにかくひたすらに動いて動いて動きまくるダンスで。
私だったら膝やっちゃうあれ。
Snow Manが超人集団だとよく分かるとんでもないパフォーマンス
この「 Make It Hot 」はダンス動画をYouTubeで観ることができます
↓↓↓
Snow Man【ダンス動画】Make It Hot (dance ver.)
色んな場面で披露されている曲なんだけど、
この衣装で、腹筋太鼓の直後にこれが始まるという衝撃と共に見るのではまた違う驚きがあるので、
ぜひぜひ!滝沢歌舞伎でのパフォーマンスも見ていただきたいな〜〜〜!!!!!
9. 滝沢一座 「 時の架け橋 」
滝沢くんの主演時代を引き継ぎ、Snow Man全員がこの後の歌舞伎の演目に向けて白塗りの生化粧を舞台上で披露します
化粧シーンを生で見られるって貴重ですよね、、
滝沢くんが生化粧をしていた頃は、滝沢くんのすぐ後ろに控え黒子として化粧のお手伝いをしていたこともあった目黒くんが、今は座長として堂々とそこに座っているんだからこれもまた感慨深い...泣
そしてその生化粧の間に繰り広げられるのは、
義経伝説の舞台となった五条大橋での牛若と弁慶の出会いのお芝居。
お芝居の語りを務めるのは、滝沢歌舞伎の名番頭、
林翔太くん。
ナレーションの役割と、弁慶と牛若の役を1人で演じなければならない難しいお芝居
声の調子を上手に使い分けながら絶妙な間を取り、とても長いセリフを朗々と話していく姿は圧巻で
長年滝沢歌舞伎に参加し、その他の外部舞台でも日々活躍する林くんの見事な演技力がとても光る場面
そして、林くんソロの「 時の架け橋 」
歌うまい〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!
伸びが綺麗で耳に心地よく響く、澄んだ癒される歌声
生で聴きたかった〜〜〜〜〜泣泣泣
後ろでは現在クリエCのみんなが華麗に舞っています
弁慶役は影山拓也くん。牛若役は佐藤新くん。
牛若とかフライングしてっかんね。飛んでるかんね。そっちも見所だし、やばいよ?目足らんて。
10. 滝沢歌舞伎 「 五右衛門ZERO 」
五右衛門のお芝居の前に、短い映像を挟んで再度、林くんの語りがあります。
( あら...林くん...さっきは洋装だったのに今度は和装で.....どっちも似合う...かっこいい..... )
さっきも言ったけど林くんの貫禄といったらすごい。
林くんが出てきて、呼吸をして、言葉を発して。
そうすると劇場の空気が引き締まる感じ
( 林くんには嵐のライブのバックでも長年お世話になってたのでね、、ほんとありがとう、、 )
そしてそんな林くんからここで衝撃発言
「さて、これより始まります今回の滝沢歌舞伎の概要を〜...........」
?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!????????!!!?
え。
滝沢歌舞伎これから始まるの??????!
初めて滝沢歌舞伎に出会った人は絶対こうなる。
「今まで観てきたやつは一体何だったのか」というね、根源的な問いをここで突きつけられます。
ここで脳にハードパンチを喰らい混乱状態に叩き込まれるので、その後の演目をまともに喰らう羽目になるんです
中盤にして、ある種、最強の"掴み" でした
そしていよいよ幕を開ける五右衛門ZERO。
先ほど語りで、ここからが歌舞伎、と言われたのが確かに納得できるほど、さっきまで観てきたものとはまた明らかに違うパフォーマンスとそれを取り巻く緊張感。
ああ、これ歌舞伎だ...!!ってなる。
この演目、私に歌舞伎の知識が無さすぎるためにうまく説明が出来ないのが悔しいです、、勉強しよう
ひとつひとつの仕草や型にきっと色んな歌舞伎の意味や美学があるはずで、
それに忠実に則り厳しい稽古を積んで成されているのであろう、日本の伝統芸能の世界。
動き自体激しくはないけど、タイミングも動きの角度も姿勢も目線も何もかも、全てに気を張る繊細なお芝居
これは相当神経使うんだろうな...
そして、なんと言っても刀投げ。
花道にいる宮舘くんが刀を投げ、舞台上の岩本くんがそれをキャッチするという一発勝負の大事な見せ所。
相当な距離があるうえに、音楽も止まり、会場全体が息を呑んで見守るその緊張感たるや...
これを毎公演やっていると思うと本当に...すごいな...
11. 滝沢歌舞伎 「 桜の舞 」
これは、渡辺くんが男役、佐久間くん阿部くんが女形で舞う場面。
一人の男を巡る二人の女のお話、という解釈できっと合っていると思う
設定では、佐久間くんは「生娘」、阿部くんは「遊女」 役なのだとか。確かに帯の結び方が全然違う.......
ひえぇ...
佐久間姫 (勝手に姫呼びしてスマン) の表情、常に楽しげというか凛とした意志の強さを感じます。怖いもん無し的な。
「生娘」、つまり男を知らない娘。
はたまた男を知らずに生きていける、男に頼らずとも生きていける財力がある、まだ親の庇護下にあるお姫様なんだよきっと
そんな中で初めて恋を知って、たおやかに大胆にしょっぴーを誘惑できる。この女強い.....!!!!!!
一方の「遊女」、阿部姫。
憂いを帯びた儚げな表情。佐久間姫とは真反対です。
遊女なだけあって、色々知りすぎて臆病な女性という感じ。遊女として生きなければならない背景を感じさせるような寂しげで儚げで、でもそれが妙な色気を醸し出している。 しょっぴーのことが好きだけど、経験から色々と知ってしまっている分、怖いし遊女という立場に負い目もある、それでも彼に振り向いて欲しい.....みたいな葛藤?
しょっぴーの方を向いたかと思いきや、ふいっと顔を背ける阿部太夫と、くるっとしょっぴーの方を向いてにこりと首を傾ける佐久間姫 ____
ここに絶妙にその辺の雰囲気詰め込まれてると思いません?????
立場以外のキャラ設定は勝手な解釈だけど()
佐久間くんと阿部くんのお芝居がもうこれに
ぴっっっっっっっっっっっっっっっっっっっったり
なんですよ!!!
ご存知アニメオタクで、好きなものをひたすらに追いかけて天真爛漫に飛び回る佐久間大介と
ジャニーズクイズ王とも称されるほど、知識を蓄え自分の武器としてきた阿部亮平、
この2人がそんな女形を演じて映えないわけがないじゃないか.................!!!!!!!!!!!!!
これは色々見たり調べた話も含まれるんだけど、
遊郭には一晩で160万以上もお金がかかるらしい。
(いや高っ)
だからそんなところに通うのはそれだけの大金を払える武士や豪商、文化人といった身分の高い人ばかりなんですって。まあそうね。
そんな人たちは妻や一般女性の奥ゆかしさとは違い、対等に話し合える格式高さを遊女に求めたらしく。
相手をするには当然、美貌や芸事のスキルと共に高い知性と教養が必要になってくるのだとか、、
最上級の遊女(花魁)などでは今で言う大学院卒レベルの教養と学問を持ち合わせていたと書かれる資料なんかもあるそうで..............もう.....もう...
それやるの阿部ちゃんしかおらんやろ.....適任すぎ.....
あとは、阿部くんは体が硬いと本人が常々自負しているだけあって体のしなやかさで言うと佐久間くんの方がきっと上。
確かに女性の柔らかな動作は佐久間くんの方が上手く掴めているんだろうなとは思った
でも佐久間くんは体幹がしっかりしていて、ひとつ一つの動作がブレることなく、ぴし、ぴしと止まっている印象なのに対して、阿部くんは指の先までしなりと動く。
これが、若さと未来と自信がある天真爛漫な少女と、少し憂いを帯びた儚さのある遊女の良い対比になっている気がする。
178cmの高身長であそこまで膝を折って踊るの大変だったと思うけど、美しかった、阿部亮平。
そして佐久間くん、もう可憐な少女にしか見えない。
最初にリンク貼った動画内で、佐久間くんが
「あそこに出てるの(俺じゃなくて)女性なんで 」って言うところがあるんだけど、オタク特有の『解釈 』って佐久間くんにとって強みだと思っていて。
このキャラってこういう性格でこんな思いでこんな感じなんだろうな〜って、平面なキャラクターの過去や背景を想像して奥行きや厚みを持たせることができるからこそ、佐久間くんの演じる人間たちは本当にそこに生きているみたいに見えるんだろうなあ
推しは美しいわ、演目の解説もほぼ無い故に内容の考察が捗るという余白も持たせている(と捉えられる)、この演目
オタク冥利に尽きる、最高。
12. 滝沢歌舞伎 「 総踊り 」
さあ!!!!!!!!!!!!!(バカデカ声)
来ました!!! 一幕ラスト!!!!!!!!!!!
その名の通り、出演者全員が舞台で踊ります
この総踊り、なんとなく「組曲」と対になっている気がしたんですよね〜
実質的な第一幕の始まりが組曲だとして、数々の演目を経て、この総踊りで幕を閉じるわけです。
ひとつ前の、桜の舞(女形)のラストでしょっぴーが退場した後、組曲で登場したあの桜の精が2人出てくるんです、楽しそうに微笑みあって、桜の花びらを宙にふわりと投げる.....
すると「揺らぐ花びらのように...」と歌が始まり後ろから演者たちが登場する。
背後には美しく咲き乱れる満開の桜。
そして各々の手にも桜の花が握られています。
さっきまで必死に追いかけていた自分自身の桜の花、
それぞれ手に入れることができた.....???
組曲で見せた佐久間くんの切なげな表情、桜の精を見つめる9人のギラギラした目。
それらを克服したような、負の感情も全て受け入れて昇華させたような...
きっと自分たちが"咲き誇る桜そのもの"となることができたのかな
そう思わせる、心から楽しそうな総踊りです
これによって第一幕は終わり、第二幕へと続いていきます
「笑いあり、涙なし」の第二幕に _______
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歌舞伎の円盤を手にした嬉しさのあまり勢いで書き始めた感想、
ようやく!!!!!第一幕全て書き終えたーーーーー!!!!!!
終わらないかと思った泣泣泣泣
今も見るたびに新たな感想が生まれてくるもので、
ちょこちょこまた加筆修正等したりするかもしれないけど、一旦終わり!!
前回より2000字も少なく収まりました!!( )
最後にもう一回宣伝して終わります👋
Snow Man「滝沢歌舞伎ZERO」発売記念!ベストシーンはどこ?
『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』特報映像