見てるドラマがめちゃ面白い話

今期のドラマおもろい

 

みんな!!ドラマ見てる〜〜〜?

 

私めっちゃ見てる!!

 

 

 

ちなみに私が見てるドラマ一覧はコチラ☆

 

  • コントが始まる
  • 大豆田とわ子と三人の元夫 
  • 着飾る恋には理由があって
  • 特捜9 
  • DIVE!!
  • ガールガンレディ
  • 探偵☆星鴨
  • ジモトに帰れないワケあり男子の14の事情
  • コタローは一人暮らし 
  • ドラゴン桜 
  • ネメシス
  • 今ここにある危機とぼくの好感度について
  • RISKY
  • おかえりモネ
  • 文豪少年!

このあと赤文字作品について喋るよ!

まあ、最後のふたつは朝ドラとWOWOW作品だから今期のっていうのとはちょい違うけど、

 

どう?一緒??

私の母も結構いっぱい見てるらしいんだけど、私もこんなに見てるのに母が見てるドラマと3つくらいしか被ってなくてウケた。「へぇ〜…それ、面白いん?」の応酬、話し合わなすぎ。

(お母さんの話聞いてたらリコカツ面白そ〜ってなったから今度落ち着いたときにまとめて見る!!Paraviは神。)

 

で、ドラマの話するんだけど、さすがに全部は語ってる暇ないから、厳選したやつだけ、私の主観で煮詰めたオススメポイントを紹介していくよ!!

あ、ちなみに、これ面白いから見てー!!っていうステマではないので別に見なくていいです。

ドラマ見るのって疲れるよね!!私すごい疲れる。これは大学で、映像作品において「1見て100感じろ!!!」的な授業をとっているせいなんだけど。色々考え始めちゃって自分が映像見るの鬼疲れるから 他人に このドラマ見て!って気軽にオススメするの気が引けるようになった。見たかったら見て〜〜

 

 

DIVE!!

【ドラマホリック!】DIVE!! | 主演 井上瑞稀 髙橋優斗 作間龍斗 | テレビ東京

水泳の飛び込み競技を題材にしたスポ根青春系ドラマ

むっちゃ面白い。 特に冒頭3分。

くだらない、本当にどうでもいい会話劇、死ぬほど面白い。

間とか編集が絶妙なの、深夜ドラマならではのテンポ感が見ていてハマる。超〜無駄な生産性のない時間だけどそこがこのドラマの色を作ってるんだろうなって感じ。

仲間同士の会話、家族の会話、コーチとの会話、ぜんぶ面白いよ〜(泣)

漫画原作なだけあってキャラが立ってるんだよね、埋もれる人がいない。会話に重点を置いてるところも、劇というより”人”を描いてるんだろうなと思う。

ストーリーはまあまあベタ、だから気楽に見られる。私は重厚感のあるドキドキハラハラ系ドラマよりこういうのが好き。

あと、めっちゃ飛び込み競技に対する彩度上がるよ

これは何でもそうだけど、へぇー!!こういうことを競う競技なんだ!!こんな風に練習するんだ!!こんな基準で審査されるんだ!!とか

ここで思い出されるのは「水球ヤンキース」(2014)

なんかあの時の感覚と似てるわ〜 推しが海パン1枚だし。

あの時もそれなりに水球に興味を持って、注目するようになったし、世の中にこれを人生かけて追求してる人がいるんだ〜って知ること、楽しいね

普段はキラキラアイドルのくせして、絶妙に物語の中で影の薄い陰キャ主人公を演じるのが上手い 井上瑞稀。違和感ない。こういうところ、佐藤勝利に似たものを感じる

青森弁色黒ゆうぴ〜と、食卓で突如ー発ギャグをアドリブで振られる作ちゃんも見どころです♪♪♪

 

 

ドラゴン桜

日曜劇場『ドラゴン桜』|TBSテレビ

ご存知、落ちこぼれバカ高校生を弁護士が東大合格へ導くという話

むっちゃ面白い。(2回目)

誰が見ても面白いでしょこのドラマ。

やっぱ日曜劇場の枠と、前作のブランドと、出演者と、万人受けする内容などなど…ってフックが強いからそりゃあ見るよ皆。

前作の割とほのぼのした雰囲気からガラッと日曜劇場風味になってますよね

正直、元教え子による桜木への復習とそれを取り巻く陰謀…みたいな劇チックな展開は、前作に愛着があって同じ要素を欲してる人から見れば、要らねえ〜〜ってなると思う。私もちょっとなった。

頑張って勉強してる生徒の邪魔をしないんだったらそっちで勝手にやっててって感じ。勉強の、邪魔を、するな、大人!!!

まあだから、16年の時を経たエモさを適度に消費しながらまた前作とは別のドラマとして楽しむのがいいんじゃないかな〜

物語の中で色んなことが起きるけど、結局生徒がぶち当たる問題って社会全体の問題だったりそれに通じるものなんだよね、その特質が前作の2000年代と今ではだいぶ変わってきていたりする訳だけど、教師や大人の役割を 単なる生徒に対する監督責任とは捉えずに現代社会への示唆に富んだものへ昇華させているところが面白いし よく出来てんな〜って思う。

 

あ、そうだ。髙橋海人さんのお芝居どうです?ジャニオタの色眼鏡外しても中々に上手いと思うんですけど。

髙橋海人のリズム感、めっちゃ心地いい。セリフの間、目や表情で作る空気、体の動かし方、なんだろう?表現力の高さはもちろんなんだけど、やっぱりリズム感な気がする、感情を爆発させるようなところも、何気ない仕草や話し方ひとつとっても、自然で綺麗。。。髙橋海人の演技Love 。。。

1話の闇感ヤバくなかった?「目から光をなくす練習をしている」って本人が言ってたの、マジじゃん…って圧倒された

裏話とか聞いてると東大専科のみんな仲良さそうで微笑ましい……みんなでキンプリの曲踊ってくれてるって……何それかわいい……髙橋海人がダンス教えてる空間……東大専科じゃないけど、あのヤンキー役2人に至ってはkoi-wazuraiとMazy Night のサビまで踊れるらしいよ…すげー…いつか見せて…!!!

あと、前作の山Pと今作の髙橋海人の役どころの境遇が若干似ているの、胸熱…;_;

てかさ、平手友梨奈さんが髙橋海人のことを「カイさん」言うてて、髙橋海人が平手さんのことを「ビンタちゃん」呼びしてるの尊すぎん???????むり尊い

 

 

文豪少年!~ジャニーズJr.で名作を読み解いた〜

文豪少年! ~ジャニーズJr.で名作を読み解いた~ | オリジナルドラマ | ドラマ | WOWOW

夏目漱石芥川龍之介太宰治森鴎外など、明治の文豪が描いた名作に、現代の視点を加えて新たに映像化された作品

店に入った客には既に読む本が決められているという不思議なブックカフェ、その扉を開いた少年たちへ、マスターが「読むべき一冊」を手渡す。頁を捲ると小説の世界へ誘われていく、というストーリー展開。

これ本当に傑作だと思う。!!(スイッチON)

100年という時を超えて読み継がれる物語から、いつの世にも当てはまる青春のテーマを汲み取る、着想がまず最高。それを演じるのがこれからの時代を担う少年忍者、これもまた趣深いよね〜!!企画から何から壮大だな!!!そういうのちょうだい!!!

注目ポイントといったらやっぱり、明治から昭和初期に書かれた小説たちをどう現代風に脚色するのかってところ。

私もいくつか原作を齧った上で見てみたのだけどこれ、絶ッッ対 原作と合わせて楽しむべきだね!!!!!原作を何となくでも知っていることで巧妙な工夫や伏線に気づけることが山ほどある。ここに”旨み”あった。

 

私が好きなのはね〜、5話かな!!ヨッ 中尾監督!!

 夏目漱石二百十日」を題材にした、第5話「二百十日の二百十段」

これね、原作見てもらうと分かるんだけど、ふたりの主人公、圭さんと碌さんがぐだぐだ会話しながら阿蘇山を目指すというだけの話なのよ。事件も波乱もなーんにもない。 ドラマにするの無理では?って感じなんだけど、ちゃんとドラマになってんだよねこれが。

原作での ”阿蘇山” は ”学校の校舎” に置き換えられて、安嶋秀生くんと檜山光成くん演じる主人公2人組は〈階段部〉という謎の部活を立ち上げ、ぐだぐだとどうでもいいような会話をしながら屋上を目指して階段を昇る。

わー…すご。その全体の流れだけじゃなくてね、檜山くん演じる圭が、世の中は不公平だらけだ〜!とか文句言うのも、卵や豆腐屋とかの細かい話題も、全て原作に類してる。いきなり剣道で竹刀を落として小手を取られたっていう原作まんまの話まで始まっちゃうから可笑しい。原作では台風で登山を断念するところが、ドラマでは屋上の不良たちに阻まれちゃって、そして今日はダメだったけどいつかきっと阿蘇に登ろう(屋上に出よう)というエンディングはそのままに、今の不公平にいつかきっと打ち勝とうという決意表明にもなってる。

すげー…

ここら辺に、少年忍者のキャスティング効果みたいなものも見えてくる気がしない?

「今日はできなかったけど、いつかできるようになろう」という若者ならではの決意表明。 

そう思ってみれば、宮沢賢治注文の多い料理店」原作の第3話「注文が多い店には気をつけろ」での今の人気に驕ってはいけないという戒めも、泉鏡花「外科室」原作の第7話「外科室のある洋館」での一瞬の出会いが運命を変える様子も、夢野久作「空を飛ぶパラソル」原作の第10話「冬の青い日傘」での承認欲求への警鐘も、現代を生きる若者と、ジャニーズJr.として彼らが向き合う世界を見事に投影しているなと思う。

将来のこと、人を羨む気持ち…、今となっては私が日常でもう見る機会のない男子高校生の会話劇から見えてくるあれこれ、大きな事件なんか起きなくても、めちゃくちゃ”意味”が詰まってるな〜

 

ごめん、もうちょっと喋るわ!!!!

このドラマもう終わってるからネタバレ許して!߹𖥦߹

 

 太宰治走れメロス」原作の第2話「メロスを待つ男」

これさ、原作はご存知、友情の素晴らしさ、約束を守ることや信じることの大切さを謳っているわけだけど、

セリヌンティウスの貰い事故っぷりハンパじゃなくね?

メロス、勝手に怒って勝手に城に乗り込んで勝手に捕まって、何の相談もなく親友を人質に差し出した。なんだコイツ…セリヌンティウスも断れや……

このドラマの主人公は牢の中でひたすらメロスを待ち続けるセリヌンティウス。親友のメロスをどう思っていたか、彼がなぜこんな無体な状況を受け入れたのかが描かれていて、その解釈が本当に、震えた

常に人々の注目を浴びるのはメロスで、誰もセリヌンティウスのことは眼中に無い。けれどこの一件で初めて自分の存在に人々が目を向けた。そのことが自分でも意外なほど嬉しかったセリヌンティウスは、いつしかメロスが帰って来なければいいと思うようになる。自分が処刑されるとき、それは自分が主役になれる瞬間だから。でもメロスは帰って来た。民衆はメロスを褒め称え、主役はやっぱりメロス。メロスの帰還を知ったセリヌンティウスは、その場でがっくりと膝をつく……

切ねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!

常に親友の陰になっていた男がようやく主役になれるのが死の瞬間で、それを待ち望むという設定だけでも悲しいのに、その望みすら断ち切られるんだよ?!!自分の中の暗い欲求に少しずつ自覚的になるヴァサイェガ渉くんのお芝居も凄かった〜!!

このセリヌンティウスの感情の揺らぎを踏まえた上で、原作をもう一度読んでみたら、間に合ったメロスにセリヌンティウスが「私を殴れ」という場面も、彼が発した最後の一言も、どんな思いを押し殺してそれを口にしたのかと思うと………ウワ〜〜〜(泣)(泣)

 

 森鴎外高瀬舟」原作の第8話「少年と舟」

これは病気で自殺を図った弟から死なせてと頼まれ、ナイフを抜いたところを確保された少年が、鑑別所で憑物が落ちたように穏やかな風情を見せる物語。原作も弟の自殺を助けたとして島送りになる若者と、彼を送る高瀬舟の船頭の会話で構成されてるのね

安楽死の是非を扱った物語で、原作では船頭が、ドラマでは鑑別所の女性職員が、それぞれに法とは何か、こんな事態になる前に救う手立てはなかったのかと考えるのが核。めっちゃ上手く現代に置き換えていると思いません??

あとこの話、安楽死の他にもうひとつ「知足」というテーマも内包している。原作の主人公は食べるものにも事欠くような貧乏生活から、皮肉にも罪人となることで三度の食事が食べられるようになったんだけど、ドラマでも北川拓実くん演じる主人公が、鑑別所の食事に「こんな美味しいものを生まれて初めて食べた」と涙を流すシーンがある。 

人は何をもって「充分」と思えるのか

何を求めて「もっと」と欲張るのか

考えさせられるよね〜…… オタク人生にも通じるものがあるな…

 

 

大豆田とわ子と三人の元夫

大豆田とわ子と三人の元夫 | 関西テレビ放送 カンテレ

着飾る恋には理由があって

火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』|TBSテレビ

急に2つまとめたからって面倒くさくなった訳じゃないですよ

火曜9時からの大豆田とわ子と、火曜10時からの着飾る恋、リアルタイムでも見逃しでも、必ずこの2つをぶっ続けで見て毛色の違いに情緒を崩壊させることにハマってるんだ私は。

この2つの対比、めちゃくちゃに面白い。

描かれる人種が違うみたいな気もすれば、切り取られている人間の側面が違うみたいな気もするんだけど、でも絶対お互いの登場人物同士は気が合わないと思う(笑)

とわ子は「うわ、人間めんどくせ〜」って部分を、”非日常的な空間や設定” と ”物凄いリアリティ” が溶け合いながら描かれてる。 他人のことなんか微塵も理解できないし理解したくもない…みたいな感情になる

やっぱり坂元裕二さんの手がける作品に出てくるのは、社会に蔓延する”普通”や”理”から、どこか はみ出てしまうような人間ばっかりだよね   でもそれって人間なら多かれ少なかれ持っている普遍的な一面でもある気がしていて、そんな微妙に噛み合わない 人間の生きづらさみたいなものが、坂元脚本の台詞の端々から滲み出てくる。

対して、着飾る恋は「人間って単純………」の総本山。見ていてスカッとするレベル。「あっ次要らんこというわコイツ」「ここで告るわ」「ここで抱きしめるわ」「その場面を〜…?ハイ目撃する〜」「で、鈍感だから気づかない…」みたいな感じで、感情の機微から行動から全て手に取るように解るから楽しい。何回心の中で「ですよね〜〜〜〜〜」と言ったか。

分かるでしょ、やたら顔の良い男女が暮らすシェアハウスを通して、価値観の違いからたまにすれ違いとか起きるけど互いの意見とか真正面からぶつけあって最終的に絆深めたり恋が進んだりするの、そんだけ。深い台詞とか伏線とかンなもん関係ないよ〜そんなこと考えた方が負け、黙ってキュンキュンさせられたもん勝ち。そういうドラマ。

 

着飾る恋は、言外から汲み取る余白は一切ナシ。事象 事件 イベントそのものに全てが詰まっている。その分破壊力やばい。そこが成立していい感じのタイミングで主題歌が流れ出したら大満足!優勝〜〜!!!!!になる。キュンの万斛に悶え苦しむ夜。美男美女、あとかわいい犬は正義。

一方とわ子”発生する何か”よりもそこに至る”過程”の方に全てがある。だから、何気ない会話や仕草こそ見逃せない。これが視聴者としてめちゃくちゃ疲れる。

「面倒くさいは好きと嫌いの狭間にあって、どちらかというと好き寄りなんだよ」

「性格の悪い友だちとは会わなければいいけど性格の悪い自分とは離れられない」

 「人を傷付けるのって他人だから慰めてもらうのも他人じゃないと」

「人生に失敗はあっても、失敗した人生なんてないんじゃないかな」

「洗濯機でご飯が炊けますか?洗濯機で髪が乾かせますか?人間にもそれぞれ機能がある。僕には人を幸せにする機能は備わっていません」

こんな意味深で哲学的な台詞を、ただの会話で消化していくの、名言を名言として扱わないの、恐ろしいよね????

とにかく会話劇が見所なんだけど、めちゃくちゃ台詞量あるくせして他のドラマでは言わないと成立しないようなこと、ほとんど言わない。「好き」とか「嫌い」とか言わない。だから見てるこっちからすれば面倒臭いけど、ふとした瞬間に エッ………そういうこと、…?って気付く。後でこれまでに込められた膨大な“意味“を知ったとき、もうそこは沼。

 

大豆田とわ子、私の今期のドラマでのイチオシなんだけど、ダラーっと流し見するのには向いてない。今言ったように、最もらしいところじゃない場面に本質が隠されているから。そこを拾っていかないといけないから。テキトーに見てると小難しい台詞の応酬で何言ってっかちんぷんかんぷんなまま終わる。真剣に見てこそめっちゃ面白い。マジで。

あとほら、岡田将生松田龍平にしっとり狂わされるのと、横浜流星向井理丸山隆平にキューンするのでは同じ体力消費でも全く別の筋肉を使っている訳でさ、、、やっぱ2つまとめて比較しながら楽しむと別の箇所に訪れるそれぞれの筋肉痛を味わえて良いのではないでしょうか!!

とわ子、物語後半で登場するオダギリジョーほど危険な香りのするものはないだろ、、ヤバい、オダギリジョー、、、

どちらのドラマも、これまたジャンルは違えど ロケーション、衣装、インテリア、カメラワーク、音楽…どの要素をとってもお洒落で素敵。 どの画を見ても最高に綺麗で好きです♪ (いい感じに締めた風)

 

 

 

 

・・・

 

 

想像以上に長くなってしまったけど!まだまだ喋りたいやつあるけど!今後もしかしたら書き足すかもしれないけど!

こんな感じで一旦終わり!!!

いや〜意外と勢いでいけるもんだね…