とんでもないグループを好きになってしまった
滝沢歌舞伎ZEROの感想&考察ブログです!!
前に書いたものを大幅に加筆修正して書き直しました
1. オープニング 「ひらりと桜」
2. 組曲
3. 殺陣 (モノクロ)
4. 変面
5. Maybe
6. バラード 「My Friend」
組曲と殺陣、My Friendは前とほとんどまるまる内容が変わってます。
ひらりと桜、変面、Maybeは大体一緒だけどちょこっと変わってるかな。
※とんでもなく長いのは変わってません。(8073字)
1. オープニング 「ひらりと桜」
めちゃくちゃ良い。泣いた。いや冗談抜きで。
ステージ上で微動だにしない9人の男たち、幻想的な音楽、あまりの美しさに息が止まった。静寂。(音楽鳴ってるけどな)
ここから始まる壮大で可憐な舞台の幕開けを予感させる儚くも力強い雰囲気が会場を包み込んでいます。
それにこっちはさ、この後あの曲来るって分かってるからさ、正気ではいられないワケ。だってもうすぐあれ来るもん。これで落ち着いてられる奴どこの誰??
あーーくる。Snow Man動き出した。やば、座長なんだもんなぁ、カッコイイ。
そして言わずもがな0番めがけて真っ直ぐ歩いてくる岩本さん。
くぁああああああああ!!!!凛々しい!!!
座長!!!!!かっこいい!!!!!!!!!!
ともう感情が大暴れ。大して歌舞伎知らん新規のくせに。ごめんなさいほんと。
でついにオープニング曲『ひらりと桜』スタート。この曲とても好き。
曲名も歌詞も"和"をテーマにした古風な雰囲気なのに、音やメロディーはシンセを使った中々に近代的なサウンドで。ピアノよりエレクトーンで弾く方が似合いそうな感じ。
滝沢歌舞伎にはそういう伝統と新しさを織り交ぜた要素が一貫してあります
滝沢くんが表舞台から退き、座長をSnow Manに託したこのタイミングで新たにオープニングテーマとして生み出されたこの「ひらりと桜」。
まさにこの「滝沢歌舞伎ZERO」を象徴する曲です
そして滝沢歌舞伎の紹介VTRでことごとく登場するあの有名なシーン。通称 ドサリと桜...だったっけ?
大量の桜吹雪。その中から現れる9人が まぁかっこいい。。。
もーーこれだけで8800円払った価値あったね。
先程までのクールな表情から一変、アイドルスマイルともまた違う朗らかとした笑顔で踊るSnow Man、全身で春の喜びを表現するかのようなパフォーマンス。まさに花開いた舞台のオープニングに相応しいステージです。
(ひらりと桜、好きすぎて長くなりそ〜...)
でね、いわふかさんはどうしてそんなに声の相性がいいの??
彼らだけでなく、きっとパート割りがそれぞれよく合う組み合わせになってるんだと思う。すっと入ってくる歌声が。
あとキーが低めなのも良いよね、みんな低音がとても綺麗に響く人たち。
2人ずつ照明のサスに当たりながら前に出てくるのすごい良かったな.....
これが春の踊りってやつか、、、
ちなみにドキュメントでラウールも言ってた。
めめあべパートの
『栄華を極めた花は 継ぐる種を花咲かす』
"栄華を極めた花"は13年にわたり滝沢演舞城、滝沢歌舞伎を創り上げ進化させてきた元座長、滝沢くん。
"継ぐる種"はそれを引き継いだ新座長、Snow Man。
めちゃくちゃええやん
その他にも綺麗な日本語と共に胸を打つ歌詞が散りばめられていてとっても素敵。
( 「ひらりと桜」音源欲しいなぁ...でもこれが今までのオープニング曲「いにしえ」のように"舞台の曲"としてこの先また何年何十年と引き継がれるとしたら、Snow Manだけの曲にはならないのかなぁ... )
ここで間奏の私
「 あっ!!!本庄先生!!!!!!!!!」
バトントワラーの本庄千穂さん。
JOHNNY’S Experience のとき美Tubeで美 少年にバトン指導をビシバシしてたから勝手に知ってる。
そういえば滝沢歌舞伎に出てるって浮所くんか誰かが言ってたな.......
なんてことも頭を過りつつ。
そんなバトントワリングの皆さんの周りを舞うSnow Manも見どころ。風に舞う桜の花弁ですよ。脱いだチュールの衣装すら演出に組み込まれているなんとも粋な仕掛けに痺れました。
はい!!ラウちゃんのラスサビ来ましたよ!!!
Mステや音楽の日でもド肝を抜いたよね、ここ。
Snow ManとJr、その他パフォーマーを従えてど真ん中で歌い出すラウちゃん。。。
まだ15歳、うぶな不安定さを合わせ持ちながらも揺るぎない可能性を感じさせ、これから拓く未来をしっかり見据える曇りのない瞳。
その様子は新たな春の訪れと芽吹きを体現するかのようで、新生Snow Manの躍進を確信させる輝きと存在感を放っています
エ、エ... エモ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!
語彙力大崩壊ですよ、それくらい凄い。
全人類見て〜〜〜!泣泣
というオタク定番の叫びがここで存分に出ます。
大ラスサビ、ラウちゃんをいわふかが挟むフォーメーション。みんな好きでしょこれ。
なんていうか泣いちゃうんだよね...(あなた最初から泣いてますよ)
2. 組曲
これね、よく分からん。!!!!
演出や演者の表情が、どういう意図で何を示しているものなのか。
あのね、
基本的に滝沢歌舞伎って演目に関してほぼ何の説明も無いんですよ...................
これはこういうことを表現してますよ〜的な、ガイド的なものが何も無い。
だからオタク勝手に考察しますよ?
勝手な解釈で受け取りますよ??いいんだな??
てなわけで私は、各々の受け止め方で見ろ、という意味だと都合良く捉えることにした( )
始まりはSnow Manが1人ずつ舞台上に現れる
まだ何にも染まってないというような真っ白な衣装
全員が別々の方向を向いていて、声をかけようとして振り払われたり、焦るように走り出したり。
お互いのことが霧の中で見えていなくて彷徨っているような印象。
舞台の下手側に一際色の濃いピンクの桜の精みたいなのが居るんだけど、ふっと彼女にスポットライトが当たる。そうすると少し重たい焦燥感のある音楽に変わるんですよ
ここで、今までバラバラだった男たちが統率が取れたように踊りだす。
あれ、なんなんだろうな.....
芸事の世界を象徴する、何か大きな存在...といった感じですかね、
アレを追い求めるし、アレに狂わされながら芸事に身を窶しているんだろうな。きっと。
列になって飛び跳ねて走ったり我先にと手を伸ばすけど、希望を打ち砕くように雷が轟いて暗転。
そこから意思を新たにしたように、少し希望を見せるような照明と音楽の中躍り続けるSnow Manたち。
お、ちょっと流れ変わった...??
その瞬間、ふと佐久間くんがあの精と目が合う。
1人だけ輪を外れて飛び出てる。
この時佐久間くんは何を見たんだろう.....
切なげな表情で、まるで彼女に見初められるのが悲願でもあるかのように見つめて、惹かれて、でもそれを必死に振り払う表情
1人ではそこに行けないとでも言いたげで、そして輪の中に戻る佐久間くん。
組曲はクライマックスを迎えようとしていて、
皆が桜の精を見据えています。
1人ではたどり着けない場所に、8人の期待をのせて掴み取ろうとするかのように目黒さんの背中に飛び乗って大きく跳ね、手を伸ばす佐久間くん。
でも、精が降らす桜の花びらにはあと一歩手が届かなかった。
あとほんの少しだけ足りない。でもきっと9人ならいつか...
そう言いたげに、鋭い眼光の光る目で見上げるSnow Manたち。
.....
とまあ、こんな感じの解釈でどうでしょうか??!!!
「組曲」の流れや終わり方にそんなものを感じました。
そしてこの半年後にデビューするんですよ、
デビューしちゃうんですSnow Man。
もしあの桜の精が、そういう類の誰もが辿り着きたい栄光の隠喩みたいなものだったら...なんて思いながら見てみるとハァーーーーーーーッ…てなる
ガムシャラさがありながらも一糸乱れぬ踊りはその壮大な音楽と相まって心を揺さぶり胸の奥をぎゅっと掴んできます。
目黒くんが組曲のことを「自分との闘い」と言っていましたが、確かにみんな気持ちで踊っている感が凄い。次の振りを追う理性よりも、強い気持ちが先立って身体を動かしているように見える。
魂を削ってこの一大エンターテイメントに挑む姿勢、そしてアイドルとして必死に夢を追いかける9人の覚悟みたいなものが表れている気がしました...
3. 殺陣(モノクロ)
最初の影山くんめちゃめちゃカッコイイやんけ。
全ては表と裏。陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる............
ほう、なるほどなるほど。。。(分かってない人)
最初はワーー!!ヤーーー!!と刀を振るうだけかと油断していたら、ど迫力の斬り合いが始まる
しばらくすると、
きました ""戸板バッタン"" (正しくは戸板倒し)
Ride On Time(というドキュメンタリー番組)でも伝説回になった、この戸板倒しの練習シーン。
一歩間違えば大怪我につながってしまう大変な演出だから、見ているだけじゃなくてまず自分が動けと後輩に厳しい口調で指摘する佐久間くんが印象的で。
「佐久間大介怖い先輩説」を見事に立証したあの回。
その戸板倒し、
人の力だけで支えられる薄い板の上にさらに人が立っている、掛け声と共に倒れる板、重力を感じさせずにスタッと降り立つ3人...
そして再び始まる斬り合い。
白装束を身につけたふっかさん、ある一点を見つめます
お? .......誰を見てる???
こ、これは...
.........................佐久間くんだ?!!!?!!!
睨み合って...??! 斬りかかった!!!!
え待って待って(一時停止ボタン)
ふかさく!!!!!!(立ち上がるオタク)
思えば『滝沢歌舞伎2014』の「義経」で、佐久間くんは鷲尾十兵衛という盗賊の役を、ふっかさんはのりぞうという義経に憧れた町民の役を演じています。
義経が追い詰められた平泉の最終決戦で、十兵衛とのりぞうは背中合わせで戦うんです。
弱いのりぞうを十兵衛が庇うようにしながら2人で刃を奮いますが、最期、敵の多さには勝てず。背中合わせのまま腹を貫かれて絶命するんですよ.........
そんなお互いの背中を託して戦っていたふかさくが、今作では真正面から互いに刃を交えているんです.........ううっ...うぅ.........泣泣
胸熱すぎて頭おかしくなりそうだ、ふうふう...
もう〜〜誰??
三枚目を演じながらも笑顔と強い決意でグループを引っ張る最年長組の、長男と次男をバチボコに争わせようって言い出したの。
そしてこっちも見てくださいよ、ゆり組です。
生まれた病院も幼稚園も高校も大学も習い事も一緒、そしてジャニーズに入所し遂には同じグループでデビューするというトンデモ幼馴染みの2人。
そんな2人が好戦的に、少し楽しそうに口角を上げながら斬り合いをしている!!!
しょっぴーとだて様、ちょっと楽しそうなのがずるいんだよね、ふかさくの斬り合いとは雰囲気が違う。
命の取り合いをしているのに、まるで昔遊んだ記憶を重ねるように若干の無邪気さを漂わせているのが非常にエモい。非常にエモい。
メンバー間の関係性やここまでの苦労、そしてグループとしての背景などなど、色んなことをよーーーーく分かってる人じゃないとこんなエモい演出できないよ.....??
え。そうじゃん。
これ、演出、タッキーーーーーーー?????
天才じゃーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!(超絶無礼)
4. 変面
その名の通り変面。 お面が一瞬のうちにパッと次々変わっていくんですね
って
これ国家機密の芸当じゃなかったですか??
ほうほう、中国4000年の歴史をSnow Manは引き継いでいると.........
えー 全くどうなってるか分かんねぇな.....
Japonismで大野さんのマスクマジックを生で見てたけど、まーじで分かんなかった
は?、え??なに? 何今の
えっ!!! すご?!!!??!
ってアホみたいな反応してた記憶。
大野さんの魅せ方って本当に上手いですよね所作に無駄がなく素早くシンプルかつ美しい。そういえば京都で牛若丸もやってたことあるんだよ大野さん、大野さんに伝統芸能やらせたら天下一品なんだなぁ(オタク特有の早口)
まあそれは置いといて
滝沢くんもやっていたこの変面。
そもそもこの滝沢歌舞伎ZEROは滝沢くん自身がやられていた色んな演目をそれぞれSnow Manが受け継いでいるわけですけど、この変面を託された3人も見事にやり遂げてた。おおおって声出ちゃったもん。
ロングブーツを履いても負けない3人のスタイル...
長いマントを翻し変面を操りながら優雅に歩くその姿に惹き付けられます...
この凄さ、見た方が早いですよ。見な?(圧)
5. Maybe
わたしMaybeほんとうに好き。
(ひらりと桜のデジャブ...??)
この曲はやはり、
なんといってもラウールのフリーダンス。
もう言葉が出ないよ。(出てる)
こういうの年齢とか関係ないけど、でも言っちゃう
この子15歳よ...............................?? ???
ラウールがSnow Manの一員となって約1年半
今となってはこれだけのポテンシャルを持ったラウールの凄さをよく知っているけれど、この当時に生でこれ見てたら私ひっくり返って気失ってたな
激しいけど切ない、力強いけど儚い、
こんなにも光を放ち、堂々と動き舞い続ける15歳
エネルギッシュなのにどこか脆さを感じるのは、
まだまだ未熟な年齢のせいか、それとも変化の時を迎えたSnow Manの当時の環境や空気感が反映されているのか
とにかくむき出しの魂だった
それに「ダンスは表現だ」ってよく伝わる
アイドルだから歌って踊ります、っていう次元を超えてダンスが曲の世界観を表現するための手段としてちゃんと昇華されているのが素人目にもハッキリわかる。
これは色んな人に見て欲しいな〜〜!!!!!
全世界見て〜〜〜〜〜〜!!!泣泣泣泣泣泣泣泣
あと、これは余談。めちゃくちゃ余談。
ラウールの履いている赤い靴がアンデルセン童話の「赤い靴」を連想させてとても脳内にこびり付いたの、、、
履いてしまったら死ぬまで踊り続けなければいけない赤い靴。
苦しみに耐えきれず脚を切り離しても赤い靴と足だけがくるくると踊り続けるあの話。
足を失った少女は義足が出来るまで立てないのでどうするのか、
椅子に座るんです。
赤い靴、、、、椅子、、、
え、怖っ。
怖い話しちゃったよ、結構残酷な話なんだよねあれ。
でもある意味ラウールとも重なってしまう
Snow Manというグループに入り、そこでずっとやっていく決断をした。
この先どんな事があっても逃げられない、永遠に踊り続けていかなければならない赤い靴を、覚悟を持って履くと決めたんだよね
まあ流石に深読みし過ぎかな、とも思うけど感情のままに踊り狂うラウールを見てそんなことを思ったり、ちょこっと切なくなっちゃったり...
とにかくMaybeのラウールのダンス、感情表現も技術もめちゃくちゃすごいから見てほしい
騙されたと思って見て!!!ね!!!!!!!
あの、さ... やっぱりMaybe好きすぎるから今度Maybeだけをひたすら語るブログ書きそうな気がするわ...そのうち...(いつ来るか分からない"そのうち")
だってこの曲、歌詞を見ても演出を見ても色々なこと考えちゃうじゃないですか、、
この段階でラウールの話しかしてなくて、佐久間くんのダンス、あべふかの歌について全く触れられてない
考察捗りまくるんだよ、、歌う2人は静かな表情で、踊る2人は泣き叫ぶように全身を動かす。
この対比、何を伝えようとしているんですかね、、、、
あーーー楽しい
早く書こ。
6. バラード 「My Friend」
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゆり組激エモソング!!!!!!!!!!!!!!
”ゆり組”というのは先ほど殺陣のところで記述した奇跡の幼馴染みコンビ、渡辺翔太さんと宮舘涼太さんのこと。
渡辺くんは歌唱で、宮舘くんはフライングで、曲の世界観を表現します。
そもそも曲名が「My Friend」なのでこの2人がやること自体"エモ"なんですよねぇ...
幼少期からお互いを知っているこの2人だからこそ唯一、友という表現をすんなり当てはめることができる関係性
一場面まるまるソロで歌うというのは、長年滝沢歌舞伎に出演していたSnow Manでも経験のないこと。
座長という立場を引き継ぎ、今回渡辺くんがその大役を任されます。
歌声は文句なく上手で、緩急のついた美しい響きです。
それでも公演中にはスランプに陥り、公演期間の中盤を越えたあたりから数日間も声が出なくなって歌えなくなった時があったのだから、主演として場面を任されるということに相当な見えないプレッシャーがのしかかっていたのだと思う...
当時、「渡辺くん今日も声出てなかった」「大サビからずっと俯いて苦しそうだった」などと書かれたファンの皆さんの観劇レポを見て私も心配していました。
その後、「渡辺くん今日声出てた!」「最後まで歌いきった!!良かった!」というレポを見たときは心底安心したのを覚えています。
後に渡辺くんはこの時のことを
目黒や康二が「絶対大丈夫だから」「いけるいける」と毎公演俺がステージに上がる前に袖で励ましてくれた。そうしたら声が出るようになった。
と語っていて、
ドキュメントにも林くんに励ましてもらったり、歌えるようになった後に演者の皆がガッツポーズをして喜んでくれたりする様子が映っており、たくさんの周りの人の力で乗り越えられたのだなとカンパニーの結束力や温かさに感動しました。
この経験を経てまた舞台役者としてグッと何段も成長したのであろう渡辺くんの、カッコイイ姿がとっても心に残る演目
私このMy Friend きっと見る度に泣いちゃうと思う、、
・
・
・
後編に続く
とんでもないグループを好きになってしまった2
長々と約8000字以上も書いてしまった前回のブログ.....
の、続き。
7. 太鼓 (腹筋太鼓)
8. DANCE 「Make It Hot」
9. 滝沢一座 「時の架け橋」
10. 滝沢歌舞伎 「五右衛門ZERO」
11. 滝沢歌舞伎 「桜の舞」
12. 滝沢歌舞伎 「総踊り」
これは一幕の後編になるわけなんですが、これを書くにあたり前回のものもかなり加筆修正しました
流れが分かりずらいとかあれば前のものから読み返して頂けると.......(ただし死ぬほど長い)
前回同様どこかで公開する可能性もあるので一応人に読まれることも意識して今から書くけど、基本自分のための自己満ブログなので...ハ?みたいなところあっても悪しからず...
アッ ここで朗報なんですけどね??
なんと!!!!!!
滝沢歌舞伎全く知らんって人にぴったりの動画がYouTubeに上がったんですよ!!(ジャパネット風)
↓↓
Snow Man「滝沢歌舞伎ZERO」発売記念!ベストシーンはどこ?
メンバーが滝沢歌舞伎のおすすめシーンを語ってる楽しい楽しい動画なのでぜひ!!
私のこんなブログ読むよりよっぽど手軽に楽しく滝沢歌舞伎の雰囲気が掴めると思います〜〜〜
それでは。
今回はあまり長くなり過ぎませんように!!(フラグ)
7. 太鼓
こちら、滝沢歌舞伎名物の「 腹筋太鼓 」です
上半身裸の男たちが汗を流し歯を食いしばりながらひたすらに太鼓を叩く様を見せられるという時間
最初見たとき、
........は????
ってなった (ならんかった?)
最初っていうのは今回の歌舞伎ではなく、人生で最初に腹筋太鼓という存在に出会ったときの話ね
いやぁ...トンチキの極みやないかと思ったね
だってさ、そんな事ある??
腹筋にひたすら負荷を与え続けながら太鼓叩くって何だよ、、、何を訴えてるんだよ、、、?!!
でもよく考えてジャニーズの舞台で見せられるもの全ての意味を問い始めたらキリないよね
あんまそれ自体の深い意味とかないのよ、たぶん
でもそこに挑む姿勢とか極限まで自分たちを追い込んで何かに立ち向かう精神力とか、そこから生まれるものがきっと大事で
その過程で彼らが得たものが物凄くたくさんあって、それを見せられてる我々も何か大きなものを乗り越えて確実に"強く"なった彼らの姿に感動する
(入ってくる情報のインパクトが凄すぎて最初困惑したけど)すごく心揺さぶられるパフォーマンスであることに間違いはなくて。
うーーん、上手く言えないけど
「 限界に挑む 」って言葉だけじゃまだちょっと抽象的な感じするけど、それをとてもシンプルに、分かりやすく具現化したその究極体が腹筋太鼓なんじゃないかな、タッキー的に。うん。
まあ、これに関してはまじで百聞は一見にしかず!
一回見ろ!
まずさっきリンク貼った動画で!!!!
8. DANCE 「 Make It Hot 」
Snow Manが9人体制になって初めてのオリジナル曲
舘様デザインのお衣装で
ここで満を持して披露されます
.......................
えっ、さっきまで腹筋しながら太鼓叩いてたじゃん
もう踊るの?こんな踊るの?
.......バケモン??
............Snow Man体力バケモン???
そんな呆気に取られる私を嘲笑うかのように嘘みたいにキレキレなダンスを見せるすのーまんさん、、
とんでもねぇ男たちや。。。。。
この曲の振り付けはA.B.C-Zの五関晃一くんが担当してくれているのだけれども、
(ていうか今回の滝沢歌舞伎で披露された曲は五関くんが全て携わってくれている)
一時の休む暇もなく、とにかくひたすらに動いて動いて動きまくるダンスで。
私だったら膝やっちゃうあれ。
Snow Manが超人集団だとよく分かるとんでもないパフォーマンス
この「 Make It Hot 」はダンス動画をYouTubeで観ることができます
↓↓↓
Snow Man【ダンス動画】Make It Hot (dance ver.)
色んな場面で披露されている曲なんだけど、
この衣装で、腹筋太鼓の直後にこれが始まるという衝撃と共に見るのではまた違う驚きがあるので、
ぜひぜひ!滝沢歌舞伎でのパフォーマンスも見ていただきたいな〜〜〜!!!!!
9. 滝沢一座 「 時の架け橋 」
滝沢くんの主演時代を引き継ぎ、Snow Man全員がこの後の歌舞伎の演目に向けて白塗りの生化粧を舞台上で披露します
化粧シーンを生で見られるって貴重ですよね、、
滝沢くんが生化粧をしていた頃は、滝沢くんのすぐ後ろに控え黒子として化粧のお手伝いをしていたこともあった目黒くんが、今は座長として堂々とそこに座っているんだからこれもまた感慨深い...泣
そしてその生化粧の間に繰り広げられるのは、
義経伝説の舞台となった五条大橋での牛若と弁慶の出会いのお芝居。
お芝居の語りを務めるのは、滝沢歌舞伎の名番頭、
林翔太くん。
ナレーションの役割と、弁慶と牛若の役を1人で演じなければならない難しいお芝居
声の調子を上手に使い分けながら絶妙な間を取り、とても長いセリフを朗々と話していく姿は圧巻で
長年滝沢歌舞伎に参加し、その他の外部舞台でも日々活躍する林くんの見事な演技力がとても光る場面
そして、林くんソロの「 時の架け橋 」
歌うまい〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!
伸びが綺麗で耳に心地よく響く、澄んだ癒される歌声
生で聴きたかった〜〜〜〜〜泣泣泣
後ろでは現在クリエCのみんなが華麗に舞っています
弁慶役は影山拓也くん。牛若役は佐藤新くん。
牛若とかフライングしてっかんね。飛んでるかんね。そっちも見所だし、やばいよ?目足らんて。
10. 滝沢歌舞伎 「 五右衛門ZERO 」
五右衛門のお芝居の前に、短い映像を挟んで再度、林くんの語りがあります。
( あら...林くん...さっきは洋装だったのに今度は和装で.....どっちも似合う...かっこいい..... )
さっきも言ったけど林くんの貫禄といったらすごい。
林くんが出てきて、呼吸をして、言葉を発して。
そうすると劇場の空気が引き締まる感じ
( 林くんには嵐のライブのバックでも長年お世話になってたのでね、、ほんとありがとう、、 )
そしてそんな林くんからここで衝撃発言
「さて、これより始まります今回の滝沢歌舞伎の概要を〜...........」
?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!????????!!!?
え。
滝沢歌舞伎これから始まるの??????!
初めて滝沢歌舞伎に出会った人は絶対こうなる。
「今まで観てきたやつは一体何だったのか」というね、根源的な問いをここで突きつけられます。
ここで脳にハードパンチを喰らい混乱状態に叩き込まれるので、その後の演目をまともに喰らう羽目になるんです
中盤にして、ある種、最強の"掴み" でした
そしていよいよ幕を開ける五右衛門ZERO。
先ほど語りで、ここからが歌舞伎、と言われたのが確かに納得できるほど、さっきまで観てきたものとはまた明らかに違うパフォーマンスとそれを取り巻く緊張感。
ああ、これ歌舞伎だ...!!ってなる。
この演目、私に歌舞伎の知識が無さすぎるためにうまく説明が出来ないのが悔しいです、、勉強しよう
ひとつひとつの仕草や型にきっと色んな歌舞伎の意味や美学があるはずで、
それに忠実に則り厳しい稽古を積んで成されているのであろう、日本の伝統芸能の世界。
動き自体激しくはないけど、タイミングも動きの角度も姿勢も目線も何もかも、全てに気を張る繊細なお芝居
これは相当神経使うんだろうな...
そして、なんと言っても刀投げ。
花道にいる宮舘くんが刀を投げ、舞台上の岩本くんがそれをキャッチするという一発勝負の大事な見せ所。
相当な距離があるうえに、音楽も止まり、会場全体が息を呑んで見守るその緊張感たるや...
これを毎公演やっていると思うと本当に...すごいな...
11. 滝沢歌舞伎 「 桜の舞 」
これは、渡辺くんが男役、佐久間くん阿部くんが女形で舞う場面。
一人の男を巡る二人の女のお話、という解釈できっと合っていると思う
設定では、佐久間くんは「生娘」、阿部くんは「遊女」 役なのだとか。確かに帯の結び方が全然違う.......
ひえぇ...
佐久間姫 (勝手に姫呼びしてスマン) の表情、常に楽しげというか凛とした意志の強さを感じます。怖いもん無し的な。
「生娘」、つまり男を知らない娘。
はたまた男を知らずに生きていける、男に頼らずとも生きていける財力がある、まだ親の庇護下にあるお姫様なんだよきっと
そんな中で初めて恋を知って、たおやかに大胆にしょっぴーを誘惑できる。この女強い.....!!!!!!
一方の「遊女」、阿部姫。
憂いを帯びた儚げな表情。佐久間姫とは真反対です。
遊女なだけあって、色々知りすぎて臆病な女性という感じ。遊女として生きなければならない背景を感じさせるような寂しげで儚げで、でもそれが妙な色気を醸し出している。 しょっぴーのことが好きだけど、経験から色々と知ってしまっている分、怖いし遊女という立場に負い目もある、それでも彼に振り向いて欲しい.....みたいな葛藤?
しょっぴーの方を向いたかと思いきや、ふいっと顔を背ける阿部太夫と、くるっとしょっぴーの方を向いてにこりと首を傾ける佐久間姫 ____
ここに絶妙にその辺の雰囲気詰め込まれてると思いません?????
立場以外のキャラ設定は勝手な解釈だけど()
佐久間くんと阿部くんのお芝居がもうこれに
ぴっっっっっっっっっっっっっっっっっっっったり
なんですよ!!!
ご存知アニメオタクで、好きなものをひたすらに追いかけて天真爛漫に飛び回る佐久間大介と
ジャニーズクイズ王とも称されるほど、知識を蓄え自分の武器としてきた阿部亮平、
この2人がそんな女形を演じて映えないわけがないじゃないか.................!!!!!!!!!!!!!
これは色々見たり調べた話も含まれるんだけど、
遊郭には一晩で160万以上もお金がかかるらしい。
(いや高っ)
だからそんなところに通うのはそれだけの大金を払える武士や豪商、文化人といった身分の高い人ばかりなんですって。まあそうね。
そんな人たちは妻や一般女性の奥ゆかしさとは違い、対等に話し合える格式高さを遊女に求めたらしく。
相手をするには当然、美貌や芸事のスキルと共に高い知性と教養が必要になってくるのだとか、、
最上級の遊女(花魁)などでは今で言う大学院卒レベルの教養と学問を持ち合わせていたと書かれる資料なんかもあるそうで..............もう.....もう...
それやるの阿部ちゃんしかおらんやろ.....適任すぎ.....
あとは、阿部くんは体が硬いと本人が常々自負しているだけあって体のしなやかさで言うと佐久間くんの方がきっと上。
確かに女性の柔らかな動作は佐久間くんの方が上手く掴めているんだろうなとは思った
でも佐久間くんは体幹がしっかりしていて、ひとつ一つの動作がブレることなく、ぴし、ぴしと止まっている印象なのに対して、阿部くんは指の先までしなりと動く。
これが、若さと未来と自信がある天真爛漫な少女と、少し憂いを帯びた儚さのある遊女の良い対比になっている気がする。
178cmの高身長であそこまで膝を折って踊るの大変だったと思うけど、美しかった、阿部亮平。
そして佐久間くん、もう可憐な少女にしか見えない。
最初にリンク貼った動画内で、佐久間くんが
「あそこに出てるの(俺じゃなくて)女性なんで 」って言うところがあるんだけど、オタク特有の『解釈 』って佐久間くんにとって強みだと思っていて。
このキャラってこういう性格でこんな思いでこんな感じなんだろうな〜って、平面なキャラクターの過去や背景を想像して奥行きや厚みを持たせることができるからこそ、佐久間くんの演じる人間たちは本当にそこに生きているみたいに見えるんだろうなあ
推しは美しいわ、演目の解説もほぼ無い故に内容の考察が捗るという余白も持たせている(と捉えられる)、この演目
オタク冥利に尽きる、最高。
12. 滝沢歌舞伎 「 総踊り 」
さあ!!!!!!!!!!!!!(バカデカ声)
来ました!!! 一幕ラスト!!!!!!!!!!!
その名の通り、出演者全員が舞台で踊ります
この総踊り、なんとなく「組曲」と対になっている気がしたんですよね〜
実質的な第一幕の始まりが組曲だとして、数々の演目を経て、この総踊りで幕を閉じるわけです。
ひとつ前の、桜の舞(女形)のラストでしょっぴーが退場した後、組曲で登場したあの桜の精が2人出てくるんです、楽しそうに微笑みあって、桜の花びらを宙にふわりと投げる.....
すると「揺らぐ花びらのように...」と歌が始まり後ろから演者たちが登場する。
背後には美しく咲き乱れる満開の桜。
そして各々の手にも桜の花が握られています。
さっきまで必死に追いかけていた自分自身の桜の花、
それぞれ手に入れることができた.....???
組曲で見せた佐久間くんの切なげな表情、桜の精を見つめる9人のギラギラした目。
それらを克服したような、負の感情も全て受け入れて昇華させたような...
きっと自分たちが"咲き誇る桜そのもの"となることができたのかな
そう思わせる、心から楽しそうな総踊りです
これによって第一幕は終わり、第二幕へと続いていきます
「笑いあり、涙なし」の第二幕に _______
・
・
・
歌舞伎の円盤を手にした嬉しさのあまり勢いで書き始めた感想、
ようやく!!!!!第一幕全て書き終えたーーーーー!!!!!!
終わらないかと思った泣泣泣泣
今も見るたびに新たな感想が生まれてくるもので、
ちょこちょこまた加筆修正等したりするかもしれないけど、一旦終わり!!
前回より2000字も少なく収まりました!!( )
最後にもう一回宣伝して終わります👋
Snow Man「滝沢歌舞伎ZERO」発売記念!ベストシーンはどこ?
『滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie』特報映像
月1のわくわく 〜心のノート??〜
なんかもう、積もる思いをツイート文字数に収めるの無理くね?って感じになってきた (ツイッター不適合者...??)
それほど思いが溢れてしまう 今月のめめ日の話
Snow Manのメンバーが3の倍数の日に1人ずつ更新してくれるジャニーズWeb内のブログ、「すの日常」
その中で毎月24日に更新される目黒蓮さんのブログ、
通称「めめ日」
目黒くんってその端正なルックスもさることながら、自分の置かれる環境に慢心せず常に努力を怠らない、そして周りにしっかり気を配れる本当に優しくて熱くて人間味溢れる素敵な人
そんな目黒くんの書く文章が大好き!!!!!!!
(きっと目黒担みんな好きだし他担でも好き)
具体的に言うと、
目黒くんの考え方や物事を捉える繊細で力強い目線、そしてそれを伝えるべく紡がれる真っ直ぐな言葉たちが好き
目黒くんのブログって毎回、それまでより少しだけ世界が明るく見えてくるような素敵な考え方を教えてくれる
(説法みたいな堅苦しいものじゃなく、目黒くんのお話の中に小さな幸せの種が見つかる感覚)
本人が意識してそういう話をしてくれているのかは分からないけど、私は毎回ワクワクしているしいつも大事に胸にしまう。
今回は天気のお話
「どんなに悪い天気でも雲の奥はいつもみたいに晴れてるんだよ」
と、こんなニュアンスのことが書いてあった
ポジティブ人間目黒くんも雨の日は苦手で、あまりテンションが上がらずどんよりした気分になってしまうらしい。わかる。
だから、雨の日はいつも、雲の向こうに晴れはある!って自分に言い聞かせてるんだって (かわいい)
私ついこの前飛行機に乗って、
雲海を見たんだけど
雲の上めちゃくちゃ晴れてた。ぴっかぴかに。
気持ちのいい青空が広がっているのを見て、ああ目黒くんの言った通りだなあって思った
空で起こるあれこれも、目黒くん目がけてやってくるわけじゃなく、全て等しく、誰の上にもあることだったのに
私、今までずっと暗さの向こう側にある光に目を向けたことなかったんだな〜って
頭で考えればそれ自体は分かってたことなんだけど、こう、自分の中に温度を伴って感じたのは初めてで、
そんな出来たての気持ちが目黒くんの言葉と混ざり合いながらほんのりと形になった気がした
それにしても目黒くんの書く文章は素敵だなぁ!!
別に凝った表現とか何もないんだけど、
難しい言葉も全然使わないんだけど、
目黒くんなりの優しさと思いやりで勝ち取って得た言葉たちだから、きっと全ての言葉に意味を込めることができていて、私たちにも真っ直ぐ伝わってくるんだろうな
だから目黒くんの綴る単語ひとつひとつに、ついつい思いを巡らせてしまう (重てぇ〜)
あれ、、、
目黒くん、この文 「いつも」が重複していないか??
同じ音が続いちゃうこと、たまにある可愛いところかなと思いきや
きちんと読むと意味は重なってないみたいで
最初のは、
これから先どんなときも、の
未来にかける「いつも」
次は、
目黒くんが経験してきたこれまでのこと、
過去を思う「いつも」
らしい。
俺はこう考えるよ、そういう考え方もありだよって新しい道を教えてくれて、
でもあくまでもどう考えてどう進むか決めるのはあなた自身だよって委ねてくれて
そんなところが大好き
私の好きな曲(ジャニーズじゃないけど)に、
「 幸せは訪れるものでも待っているものでもなくて、今ここにあることに気がつくもの。
唯一掴み取るようなものじゃなくて、幾つでも何度でも気がつくもの。」
って言葉があるんだけど、
目黒くんは私にとってその幸せをそっと教えてくれる存在で、
また目黒くん自身がそういう普遍的な形の幸せを大事にする人だと知る度に好きが募ってしまう
ひとつひとつの感情を素直に、
そのまま語りかけるように言葉にしてくれる
まるで目黒くんと本当に会話しているみたいな優しいブログを、今回も大事に大事に読みました